「学校動物飼育支援2020年東京宣言」

       日本獣医師会学校動物飼育支援対策検討委員会

学校動物飼育支援対策検討委員会の報告

 2月9日(日)東京有楽町の東京国際フォーラムで「令和元年度獣医学術学会年次大会・学校動物飼育支援対策検討委員会」が公開で行われました。新潟県、東京都、愛知県、福井県、兵庫県、滋賀県、岡山県、群馬県などから実践事例をもとに報告がありました。動物飼育を取り巻く状況の厳しさを克服するためにも沢山のよい事例を集めることや、短期間でも飼育体験をさせたいなど活発な意見交換がありました。
 大手門大学の中島由佳先生からは、継続飼育が動物についての理解を進め、生命を実感し、思い遣りや責任感などを育むとの発言がありました。(「継続飼育」の教育効果については左メニューの「動物飼育の教育効果」をご覧ください。)
 当研究会の鳩貝会長と高橋運営委員からは、昨年までの「市民シンポジウム」における情報交換が有意義だったことや文科省・環境省との連携の必要性などについて発言しました。林監事からは第22回全国研究大会が9月13日(日)に東京大学にて開催されることをご案内しました。
 最後に處愛美委員会長から「学校動物飼育支援2020東京宣言」がありました。